採光の仕組み
Technology
パッシブ採光技術
による製品設計で、
可動部のない
シンプルな構造と
メンテナンスフリー
を実現
お客様の導入コストを
おさえ、
持続可能性の高い
採光性能を発揮する
電力不要の
太陽光照明システム
1986年、太陽光を照明として利用する採光技術がオーストラリアで誕生しました。太陽光照明システム・ソーラチューブは、様々な屋根や建物、地域特有の環境、お客様のご要望に合わせて開発が進められ、30年以上の年月を経て、高性能な採光ソリューションとして全世界に広がっています。
屋根に設置される採光ドームは、レイベンダー®3000テクノロジーという特許技術を採用しており、どのような角度の太陽光でも安定して採光できるように設計されています。同時に、日焼けなどを引き起こす有害な紫外線もカット(UVA:98.5%、UVB・UVC:100%カット)しており、安全で快適な光だけを採り込みます。
採り込んだ太陽光を室内へと運ぶ特殊鏡面チューブは驚異の反射率99.7%(通常の鏡で80〜90%)を誇り、自然光の明るさをほとんど損なうことなく運びます。チューブはアルミ素材ですので放熱・放散を促し、室内への熱の持ち込みもおさえます。そのため、空調コスト削減や快適な空間づくりにも貢献します。さらに、チューブを延長することで、今まで太陽光を採り入れることができなかった場所にも、自然光を導くことができます。
自然光ならではの優れた演色性や視認性、電気照明にはない健やか明かりを室内にいながらにして実感いただける、新世代の採光設備となっています。
太陽光照明システム・ソーラチューブは、パッシブ採光技術による製品設計を採用し、可動部のないシンプルな構造になっています。そのため故障の心配がなく、メンテナンスフリーを実現。設備維持のメンテナンスコストや、その他のランニングコストの削減に貢献します。さらに、電力を使用せず、太陽光をそのまま照明として利用する仕組みのため、省エネ・エコにも貢献します。また、災害による停電時の照明としても活躍することから、BCPのような事業継続性の高い環境づくりにも役立ちます。
製品は軽量なため、設置による建物への負荷を最小限におさえることができます。屋根に大きな荷重をかけられない既築の建物にも後付け(採光リフォーム / リノベーション)設置ができることから、お客様にお喜びいただいております。
日本国内でも15年以上の技術やノウハウの蓄積、施工実績があります。お客様はもちろん、開発事業者様や建物設計の方にも安心して導入いただける製品および施工と、電気照明では得られなかったまったく新しい採光体験をお届けしています。